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目次 【時事】ニュースネイキッド・アサシン RSSネイキッド・アサシン 口コミネイキッド・アサシン 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース ネイキッド・アサシン gnewプラグインエラー「ネイキッド・アサシン」は見つからないか、接続エラーです。 RSS ネイキッド・アサシン gnewプラグインエラー「ネイキッド・アサシン」は見つからないか、接続エラーです。 口コミ ネイキッド・アサシン #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 allcinema ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/ニコニコ動画 ★★ ジャッキー・コーガン公開記念配信 タグ 作品 最終更新日時 2013-05-26 冒頭へ
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登録日:2023/03/05 (日) 02 30 00 更新日:2024/05/11 Sat 20 34 58NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 Fake Fate TYPE-MOON アサシン サーヴァント ザバーニーヤ ハサン・サッバーハ 仕事人 伝説の暗殺者 初代(2代目) 幽弋のハサン 影 影が薄い 影が薄い←影そのもの 改造人間 瞑想神経 石ころ帽子 異郷の天空を名乗りし、夕星の残光よ祖の持つ原初の刃に成り代わり……汝に、晩鐘を届けに来た 『Fate/strange fake』に登場する二人目の暗殺者のサーヴァント。白い髑髏面の暗殺者。 登場自体は割と早い方だったが、長らく素性や能力の大部分が伏せられていた。 ●目次 【データ】 【スキル】 【人物】 【素性】 【戦闘力】 【宝具】 【マスター】 【データ】 マスター ファルデウス・ディオランド 真名 ハサン・サッバーハ 性別 男 身長 体重 影ゆえに存在しない 属性 秩序・悪 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 D C C D E EX 【スキル】 ◆クラス別スキル 気配遮断:EX ◆スキル 影灯篭:A 影から魔力を得ることで霊体時は魔力供給をほぼ必要としない。 ステータスの隠ぺいも可能で、マスターにすら隠してしまう。 幽弋:A 影として蠢き、影のある場所ならどこにでも移動できる。 影から影への移動時は敏捷がA+になる。 【人物】 プロフィールにもある通り身長や体重を持たず影と一体化しており、影に浮かぶ白い髑髏面として人前に現れる。 召喚後に『自身の命を懸けてでも貫く信念があるか?』と問いかけ、その後も『その信念は人を殺めてでも成したいものか』『信念を違えればそれは呪いとなって返ってくる』など、信念に重きを置く問いを重ねたが、それらにファルデウスが応えたことで彼の刃となって動く。 アサシンらしく隠密能力に優れており、マスターのファルデウスですらその気配を察知できず、当初ファルデウスは召喚を失敗したのかと疑うほどであった。 一方でその声や雰囲気はアサシンらしい死を感じさせるものではなく、むしろ不自然なまでに「何もない」と感じさせるような、逆に不気味なものとなっている。 聖杯に望むことはないが、それ以上に自身は願望器に望む立場ではないとも語る。聞いているか聖杯を求めたハサン達。 だが望みが無ければ座から呼び出されないので彼にも望みはあり、それは「自身の役割が終わりを迎えたか確かめる」という謎めいたもの。 同じ聖杯戦争にて出会った狂信者に対しては「我ら(ハサン)とは違うものである」としつつも、 その在り方は「我らが守るべき民であり、我が身を捧げし信仰である」として認めており、彼女がイシュタルやグガランナを倒すために捨て身の行動に出ようとしていたのも制している。 難解な言い回しや言葉の足らなさ故に狂信者はその言葉の全てを理解できなかったが、彼女と話している時の真アサシンは不気味な暗殺者ではなく、迷いし者を導こうとする立派な先達であった。 【素性】 真名は前述の通りハサン・サッバーハである。それに間違いはない。 だが彼はハサンの中で最も異質な存在であり、他のハサンらとはその在り方が大きく異なる。 + その正体※8巻ネタバレ 彼は元々、暗殺教団に所属する者ではなかった。 暗殺教団とは別の組織によって魔術や錬金術、呪術や科学まで駆使してその身を造り替えられた■■■であり、その組織の『影』として組織のために■しを繰り返していた。 遂にはその組織をも■■■■■し、■へと落ちかけていた所を■■に拾われ、■■とその信仰心に救われる。 (ここからしばらくは記憶の欠落が激しく、解読不能) いつしか彼は初代ハサンが住まうアズライールの聖廟を目指し、いくつもの試練を乗り越えて遂にはたどり着いてしまう。 初代ハサンと対面した彼は自らが辿ってきた人生が『"初代の影"になる』ためのものだったと悟り、「永遠に幽明を彷徨うつもりか?」と言われながらも白刃を受け入れた。 そうして一人の『影』が生まれ、その存在は歴代のハサンにのみ伝えられることとなる。 生者と死者の狭間に焼き付けられた影、『幽弋のハサン』と呼ばれるものとして。 【戦闘力】 クラス別スキルの気配遮断 EXは世界と同化することで、A+という最高クラスの気配感知を持つランサーですら真アサシンが実体化するまでその存在を認識することが出来ない、間違いなくダントツの隠密スキルである。 ランサーは真アサシンを発見した時に「突然それが"あった"という認識で上書きされたような感覚」と表現した。 攻撃に転じても他のハサンらの隠密時と同等のA+とあまりにも規格外。ちなみに狂信者ちゃんはA-。 これに影灯篭 Aと幽弋 Aを組み合わせることで、低燃費であらゆる場所へと素早く潜り込み、相手の背後を取ることが出来る。まさしく暗殺者と言えよう。 これらに加えて、光を飲み込む■■■■の空間を生み出し、その空間内では"厚みの無い刃"による攻撃を仕掛ける。 この攻撃に物理的な防御は一切通じず、高位の魔術師やサーヴァントによる魔力防御が必要となり、しかも一度防がれれば二枚の刃に、それが防がれれば三枚に、それでもなおなら四枚……と、その刃の数は半永久的に増え続けていく。 並のサーヴァントであれば、これだけでどうしようもないという。 これらの強力なスキルと釣り合いを取るかのようにステータスは低めだが、アサシン自体が直接戦闘向きのクラスではないので大きなデメリットにはならないだろう。 幸運Eだけは見過ごせない部分ではあるか。あるいはファルデウスの幸運に引っ張られているか。 ただ、これらの能力はいずれも彼の本質ではなく、その真価は宝具に集約されていると言っても過言ではない。 【宝具】 瞑想神経(ザバーニーヤ) ランク EX レンジ 1~??? 最大補足 1~??? 借り受けし無窮なる影の一欠片、今こそ幽明の境界へと返上せん ────瞑想神経(ザバーニーヤ)──── 自身の死がトリガーとなって発動する道連れの御業。 冥府への入り口である幽谷の影を爆発的に広げるとともに自身が疑似的な死の概念となり、相手の魂と同化して冥府へと引きずり込む。それがたとえ天空の女神(イシュタル)であったとしても。 世界の影と同化して対象へと迫るので影の無い場所までは追いかけきれないが、それこそイシュタルがやって見せたように天空を飛び回りながら影を迎撃し続けないとまず回避不可能。 だが道連れの宝具という性質上、宝具の強さこそがサーヴァントの強さとも言われる聖杯戦争において非常に使いづらいものであることは間違いないだろう。 なお、発動条件となる『自身の死』は霊核が砕かれて霊基を維持できなくなるいわゆるサーヴァントとしての死だけではなく、 マスターが死亡したことで霊基を維持できなくなった場合でも発動すると補足されている。 狂信者が使っているもののオリジナルだが、真アサシンの在り方故にこの御業は正確な伝承が後世に伝えられておらず、実際に伝えられていたのが狂信者が会得した「影と同化することで周囲の地形構造やエネルギーの流れを完璧に読み取る」という全く違うものだった。 このため、瞑想神経という名前を持つ御業は二つ存在していることになる。 【マスター】 ◆ファルデウス・ディオランド CV 榎木淳弥 アメリカ政府下部組織所属の魔術師。魔術世界への造詣が深い公務員。 人形師ランガルの弟子として時計塔に潜り込んでおり、師と共にスノーフィールドの聖杯戦争の観測を始めるも、ランガルを殺して魔術協会への宣戦布告を行った。 第三次聖杯戦争に参加した人形師の縁者であるため、その人形師が使っていた人形の記憶を通じて第三次聖杯戦争を視たことがあり、今回の聖杯戦争における聖杯の再現にも関わっている。 当初は聖杯戦争をどこか楽観視していたが、真アサシンと対面し会話したことでその認識を改めた。 聖杯への望みは無いが、聖杯を解析して第三魔法を魔術へと格下げするのが彼の、そしてアメリカ政府の最終目標となる。 普段は私設刑務所を装ったアジトに籠りながら、スノーフィールド中に張り巡らされた監視網で聖杯戦争の動向を把握しつつ、近代兵器で武装した部下たちに指示を出している。 マスターのフランチェスカやオーランドは同じ側の存在であり、シグマは前述した近代武装部隊の一人である。 だが、フランチェスカはもちろん、オーランドも信用せずあくまで政府の意向の下聖杯戦争を進めようとしているし、彼女らも同じようにそれぞれの思惑で動いている。 唯一シグマに対してはある程度の信用を置いていたが、あちらが意思を持って行動し始めたことで逆に裏切られる形になった。 こんな感じでスノーフィールドの聖杯戦争における黒幕側の存在で、一見すると大物感を漂わせるが、実際には聖杯戦争に欠かせないうっかり、びっくり枠。 イレギュラーな聖杯戦争とはいえ開幕して間もなくから立て続けに想定外の出来事に巻き込まれ続け、果ては良かれと思って起こした行動が大惨事を招くというスノーフィールドの胃痛担当。 以下は胃痛を引き起こしそうな事件事故の数々である。(以下、ネタバレ注意!) ①サーヴァントが揃っていよいよ聖杯戦争が開幕しましたね →開幕からアーチャーとランサーが性能比べを始めた結果、ガラス化したクレーターが出来上がる ②共謀する繰丘夫妻と連絡取れないしライダーの素性が分からないな… →繰丘夫妻の娘がライダーのマスターに そのライダーがスノーフィールドを外界と途絶させる ③スクラディオ・ファミリーが今回の聖杯戦争で弾みを付けるとまずいのでボスのガルヴァロッソを潰しますか →真アサシンに任せた結果、後に『アメリカの呪われた一日』と呼ばれる、政財界の重鎮35名が死亡する事態に ④なんかスノーフィールドに向けて一直線に巨大台風来てません? →女神の残滓が呼び寄せた神獣が台風として参上 ⑤ムードメーカーって影響力大きくて進行を荒らすのでフラット・エスカルドスを殺しましょうか →殺したフラットの中に存在した「ティア」が誕生。彼が護身のため強大過ぎる力を振るったことで、アメリカ政府上層部がスノーフィールドを無に帰す「オーロラ堕とし」計画を発動。否応なく聖杯戦争と街双方の終わりへのカウントダウンが始まる事に。 ⑥森の方で何やらやってる女神を殺してきてくださいねアサシン(ワンチャンいけるかもしれないけどまぁ死んで来い) →うそ…私のサーヴァント強すぎ!? 少なくともガルヴァロッソ殺しとフラット殺しについては、彼が能動的に動いた結果のやらかしである。 前者に関しては長い目で見ると実はかなりのファインプレーなのだが、後者に関しては完全に藪蛇。 しかもガルヴァロッソ殺害の件で、マスター陣の中でも一番の危険人物であるバズディロットの恨みを買っていると思われる。 マスターとしていち早くリタイアしたとはいえ、はたして最後まで生き残れるのか…というか仮に運良く見逃されても街消滅の危機を凌げるか(*1)という状況の中、 9巻ではそれでも「聖杯戦争」、そして(「オーロラ堕とし」による)「浄化」をも達成させるためサーヴァントを喪った後も舞台を降りず大聖杯の警護を担当。 復讐に狂うバズディロットが街を守るオーランド・リーヴと接敵した事もあり聖杯戦争破壊のため反旗を翻したシグマとの対戦が始まる事に…。 追記、修正は影の中からお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 胃潰瘍拗らせて気づいたら脱落してないかこれ、 -- 名無しさん (2023-03-05 07 41 18) 通常召喚に応じられない冠位の代行役ならこういう宝具になるか。そもそも聖杯戦争用のサーヴァントではなかったと -- 名無しさん (2023-03-05 08 43 47) 気配遮断Dランクの小次郎でも隠れてたら、見つけれないってのに、攻撃してもA+はあまりにも規格外。 -- 名無しさん (2023-03-05 19 55 15) 初代ハサン(山の翁)の現役時代じゃないかって予想は当たらずも遠からずって感じだったわけだよな -- 名無しさん (2023-03-06 03 48 17) 我ら(ハサン)とかいいから”幽弋"に振り仮名つけて -- 名無しさん (2023-03-06 09 48 32) ↑本編でチラッとだが幽弋(ゆうよく)って付いてなかったか? -- 名無しさん (2023-03-06 13 53 42) 呼んだら本気になったギル以上に聖杯戦争が早く終わりそう -- 名無しさん (2023-03-06 20 49 46) おそらく暗殺者ですらない一般信徒だけど山の翁と同じ殉教したから山の翁! -- 名無しさん (2023-03-07 01 00 12) 彼は「2代目ハサン」にあたるのか、それともカウント外なのか? -- 名無しさん (2023-03-08 10 38 49) 伝説の暗殺者。格好良すぎる -- 名無しさん (2023-05-02 23 53 43) スキルが強い分、戦闘力は低めだと思ってたからとんでもない宝具持ちでビックリしたな。 -- 名無しさん (2023-07-02 20 31 07) そらイシュタルはガン逃げするわ。あの女神にとって冥界はトラウマもんだし違う宗教でも捕まったら同じ目にあうだろうし -- 名無しさん (2023-07-02 23 59 13) 真側のアサシンだけどハサンとしては偽者って言葉遊び -- 名無しさん (2023-07-08 20 23 32) 初代さまから19代目の百貌さんまでに含まれてないっぽいから「英霊の座」に20人ハサンがいるってことかね -- 名無しさん (2023-07-08 20 29 36) 何処までも相手を追いかける性質は「生き物はどれだけ足掻こうとも、死は免れない」みたいな感じなのかね -- 名無しさん (2023-11-07 05 21 04) 仮に冬木で引き当てたら実質宝具縛り気配遮断のみで戦うことになるのか -- 名無しさん (2024-04-22 15 41 27) 死徒27祖の番外位みたいな位置付けの人。 -- 名無しさん (2024-05-11 20 34 58) 名前 コメント
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空を、見上げていた。 場所は町外れの廃教会、その敷地内。 放置されて久しい庭園で一人の少女が立ち尽くしていた。 両側で結んだ黒髪に眼鏡を掛けたその少女――――神長香子は、ぼんやりとした表情で宙を眺める。 彼女の視界が映しているのは夜空だ。 夜闇に瞬くは無数の星々。 一欠片の光達は天の海から世界を見下ろす。 (こんなに、綺麗だったんだな) こうして静かに空を眺めたのは何年振りだろう。 組織の暗殺者として活動して以来、静かに星を眺める暇なんて無くなっていた。 幼い頃、級友達にからかわれた時のことを思い出す。 私は昔から『落第生』だった。 周りからはからかわれて、馬鹿にされて、いつだって独りぼっちだった。 そんな私をいつも支えていてくれたのは、イレーナ先輩。 落ちこぼれの私を常に気に掛けてくれて、何度も慰めてくれた優しい人。 ――――こんな星空を眺めながら、二人で色々語らった時もあったかな。 だけど、もうその人はいない。 自分が死なせてしまったのだから。 (…聖杯、か。夢のようだな) 最後の晩餐に用いられた杯。 イエスの血を受けたとされる聖遺物。 それと同じ名を冠する奇跡の願望機こそが、この戦いにおける報酬だという。 まるで御伽話のような話だ。 だが、自らの望みを思い出し、サーヴァントを召還した時点から確信していた。 全て現実であるということを。 物心ついた頃には、孤児院を装った暗殺者の組織で育てられていた。 来る日も来る日も、殺しの為の技術を磨いていた。 拒否権は無い。逃げ出すことも出来る筈が無い。 そんな組織の中で、私は落ちこぼれだった。 人殺しなんてしたくなかった。 だから私は実力を伸ばすことが出来なかった。 それ故に、優しかったイレーナ先輩を不手際で死なせてしまった。 『暗殺なんて本当は向いてない方がいい』。 かつてイレーナ先輩が口にしていた言葉が脳裏を過る。 始めから、人殺しの技術なんて磨かない方が良い。 誰かを殺す為の人生なんて、捨て去りたい。 一度は黒組というチャンスがあったというのに、私はそれを掴み取ることが出来なかった。 もう誰も殺したくはない。 その為にも『聖杯』が必要だ。 ――――人を殺して足を洗うなんて、矛盾していないか? (…お前の言う通りだろうな、東。 だけど、今の私にはそれしか手段が無いんだ) かつて相対した『一人の暗殺者』の言葉もまた、脳裏に蘇る。 暗殺から足を洗うべく、私は組織を抜け出した。 だが、組織の追手は変わらず私を攻め立てる。 過去は蛇のように私を追い立ててくる。 遅かれ早かれ、いずれ刈り取られるのが関の山だ。 たった一人で生き延びることなど、到底無理だろう。 しかし、聖杯の力さえあれば全てを終わらせられる。 私の生涯を築いてきた『過去』を振り払える。 「主よ、御気分は如何ですか」 思考の最中、背後から聞こえてきたのは男の声。 突然の呼びかけに少し驚いてしまったが、すぐに冷静な判断を取り戻す。 声が耳に入るまでその気配に全く気付けなかった。 ―――――これがサーヴァント、暗殺者“アサシン”の隠密能力か。 そのまま私はすぐに振り返る。 視線の先には、白い髪を靡かせる長身の男が立っていた。 その両手には死神を彷彿とさせる二本の鎌が握られている。 「大丈夫だ…もう落ち着いてきた」 「それは安心致しました」 会釈をするサーヴァントを見据えつつ、私は右手の甲をゆっくりと撫でる。 そこに浮かぶのは痣のような十字架の紋様。 この聖杯大戦における、マスターとしての証。 「戦う覚悟も…お決めになられましたね?」 「無論だ。私は、私の為に聖杯を勝ち取る」 「フフフ…それならば良かった。この姫橘もまた聖杯を求める所存。 貴女が決断しなければ此方も困り果てていた所でした」 慇懃無礼に笑みを浮かべる男を見据える私の表情は、冷ややかなものだっただろう。 この男の願い、そして真名は聞いた。 日本において知名度が高いと言える英雄だった。 そして男の抱える『歪み』を知った私が感じたのは、哀れみ。 殺意を切り捨てたいのに、人を殺すことでしか生きられないサガ。 ただ普通の人間として生きたいのに、狂気から逃れられない感情。 ある意味私と同じなのかもしれない。 だからこそ、私のサーヴァントとして召還されたのだと思う。 しかし、私はこの男を心から信用することが出来ないらしい。 (こいつは、油断出来ない) 暗殺者として劣っている私でさえ、この男は危険だと理解することが出来た。 こいつは単なる狂気に犯された破綻者じゃない。 歪な精神の中に狡猾さを隠し持つ、毒蛇のような殺戮者だ。 それに――――――この男は、裏切りを促進する保有スキルを備えている。 暗殺者としての特性を生かせば、私を抹殺することさえ容易いかもしれない。 故に、決して油断しない。場合によっては令呪の使用も辞さない。 (だけど、決して失敗はするものか。私はこの男を――――アサシンを使い、勝ち残る) 不敵な笑みと共に霊体化した男を尻目に、私は首にぶら下げるロザリオを握り締める。 イレーナ先輩の唯一の形見。そして、私をこの月に召還したモノ。 これが最後のチャンス。 誰も殺さない人生を得る為の、最後の戦い。 過去と決別する為に行う、最後の殺人。 (この戦いが、最後の『暗殺』だ) ――――拙き暗殺者“アサシン”は望む。 ――――この戦いを以て過去を断ち切り、人として生きることを。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ アサシンのサーヴァント、明智光秀。 天下統一に最も近いとされていた戦国大名「織田信長」の重臣。 本能寺の変を起こし、志半ばの信長を討ち取った謀反人。 香子に限らず、日本人ならば殆どの者がその名を知っているだろう。 尤も、香子らが知る『明智光秀』とは少々異なる存在ではあるが。 彼は、殺戮と加虐に快楽を見出す狂人。 愛を求め、普通の人間としての生を渇望する狂人。 相反する欲望を同時に抱えてしまった、破綻者。 (私は…人間になれなかった…慈悲深き僧侶『天海』としての道を歩んでも… 結局、あの御方への執着を捨てられなかった…狂気を断ち切れなかった…) 彼は過去を追憶する。 織田信長の忠臣として、殺戮の限りを尽くした。 数え切れぬ程の血肉を。殺戮を。死を。 常に間近で眺め、その身で味わってきた。 常に主の手足となる残忍な処刑人として戦場を駆け回っていた。 そして、その果てに主を裏切った。 主が苦痛と屈辱に悶える姿をこの目で見る為に。 血塗れた殺戮の日々と決別する為に。 ―――――だが、矛盾を抱える彼が変わることは出来なかった。 ―――――最期の最期まで、信長への執着を捨てられなかった。 この狂気から逃れたい。 この苦悩から逃れたい。 真っ当な人間に、成りたい。 それが彼が聖杯に託す望み。 (この戦が、最後の晩餐です) 願望機を手に入れれば、望みは完全に果たされる。 ならば最後の宴は心行くまで楽しまなくてはならない。 そう、快楽の限りを尽くさなくては。 見納めとして、全ての欲望を吐き出す。 切って。 貫いて。 引き裂いて。 嬲って。 踏み躙って。 殺して。 殺して。 殺して。 殺して。 ――――――存分に、殺し尽くす。 (天の海の彼方にて照覧あれ、信長公。 この姫橘、奇跡の願望機を手にし、人と成ります――――――!) ――――歪な殺戮者“アサシン”は望む。 ――――この宴を以て狂気を断ち切り、人として生きることを。
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◆◇◆◇ きっと手を繋ぐだけで、ゾッとされる。 馬鹿げた競争に一抜けしたら、通報される。 “突然変異”なんかじゃない。 ボクは、ボクでいたいだけ。 朝。鏡の前に立って。 きれいに顔を洗い流して。 ボクは、望むままに自分を彩る。 スキンケア。お肌を整えて、下地のメイク。 ファンデーションに、コンシーラー。 仕上げでしっかりと整えて。 そうしてボクは、変身していく。 なりたい自分を、形作っていく。 ボクの好きなものを、突き詰めて。 お化粧の下に、ありのままの真実を隠す。 ボクにとっての好きなもの。 ボクの世界に色を与えてくれるもの。 好きなファッション、好きなコスメ。 ボクは、何にだってなれる気がしてくる。 自由になって。望む姿になって。 ボクは、ボクらしく在り続けて。 そうすることで、閉ざされた心が解放されていく。 この瞬間、確かにボクは満たされている。 けれど。 そんな自分の奥底を、大切な人達に打ち明けられない。 秘密のクローゼットに、真実を押し隠している。 ―――よく見ないとどっちかわからない。 ―――気付かなくて、びっくりしちゃった。 取り巻くのは、好奇の眼差し。 悩みも、苦しみも。 本当は誰かに、打ち明けたい。 でも。裸の心なんて、見せられない。 剥き出しの想いなんて、言えない。 そうすることで何かが変わってしまうのが。 他の何よりも、怖かったから。 ―――みんなに合わせられないの? ―――普通の格好すればいいのに。 そんな言葉にも、慣れちゃってる。 けれど、いつだって胸の奥へと突き刺さる。 今のままがいい。 みんなと一緒にいたい。 けれど、話せないボクがいる。 何も伝えられない、ボクがいる。 そうすれば、ボク達は永遠になるかもしれないって。 そんな臆病な想いを、抱いてしまった。 何も知られなければ、押し込められない。 常識なんて型に、嵌め込まれない。 “当たり前”や“普通”という色眼鏡で見られることもない。 そうしてボクは、口を噤んで。 掛け替えのない友達、何も伝えない。 みんなを信じたくても、不安と恐怖に足止めされる。 やっと見つけた居場所を喪うかもしれないのが、怖かった。 “話すことで、良くない結末になる”かもしれないから。 だから。 “暁山瑞希”の真実は、未だに秘密のまま。 ボクという人間は、“嘘つき”で出来ている。 睫毛を整えて、目元をなぞって。 淡く薄いリップを塗って。 チークで彩った顔で、ほんの少し微笑む。 よし。大丈夫―――今日もカワイイ。 暗示のように、ボクは唱える。 “変身”したボクの姿を、見つめながら。 ◆◇◆◇ がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 規則正しいリズムで響く音。 窓越しに過ぎていく、真っ暗な景色。 電車の中。端っこの座席。 ボクは、夢うつつにいるように。 ぼんやりとした顔で、寄り掛かるように座っていた。 ふぅ、と息をつく。 バイトが長引いて、諸々の用事も済ませて。 気が付けば、随分と遅い時間になっていた。 冬の只中ということもあって、外はすっかり暗くて。 車内にいる乗客も、いつの間にかボク一人になっていた。 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 ひとりぼっちの帰り道。 誰もいない日常の景色。 まるでボクだけが取り残されたような。 そんなふうに、錯覚してしまう。 気が付けば、こんな日々に放り込まれていた。 今までの現実と、少しも違わなくて。 だけど、何かがおかしくて。 そうしてボクは、あるとき“違和感”に気付いた。 まるで大切な何かを、思い出したかのように。 “セカイ”には、行けなかった。 痛みを背負い続ける、あの娘が作った心の風景。 そこへ赴く術は、失われていた。 いつもと変わらない日常なのに、決定的に欠けたものがある。 だからこそボクは、この夢から醒めた。 偽りの日々に気付いてから、数日。 それでもボクは、ただいつものように過ごすことしか出来ない。 家で過ごして、気ままに外へと出かけて。 バイトにも行ったりして、たまに学校へ行って。 何も変わらぬまま、時だけが過ぎていく。 真実に霧が掛かったまま、ボクは彷徨い続けている。 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 電車は、走り続ける。 闇夜の景色が、過ぎていく。 ぽつぽつと見える外の灯りをよそに。 時間だけが、無為に進んでいく。 ボクを置いていくように。 ――――帰りたい。 そんなことを、ふいに思った。 その想いを抱いた瞬間。 不安と孤独が、胸の内を苛んだ。 一人でいることには、ずっと慣れていたんだけどな。 自嘲するように、ボクは思う。 だけど。今はもう、違う。 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 車輪が回る音。車両の揺れる音。 それに紛れ込むように。 かつ、かつ、かつ―――小気味良い音が、耳に入った。 無骨な鉄の音の狭間で。 気品に溢れる、歩の音が聞こえた。 ボクはふと、視線を動かした。 ―――長い金色の髪の、女の子だった。 白いファーの帽子に、コートを纏っていて。 まるでお姫様のように、風格を感じさせる佇まいで通路を歩き。 やがてボクの眼の前の座席へと、向かい合う形で腰掛けた。 周りに、他の乗客はいない。 ボクと彼女。二人だけで、この空間に居る。 真正面から向き合って、彼女はボクを見つめてくる。 白い肌と、蒼い眼を持つ、綺麗な娘だった。 外国の人かな―――なんて、能天気に考えてしまうボクがいた。 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 鉄と車輪の音が、変わらず響く。 ボクとその娘は、ただ黙って対面し続ける。 沈黙。静寂。 電車の音色だけを背景に。 ボク達は、無言で僅かな時を過ごす。 彼女は、ボクを見つめていた。 小さな顔と、宝石のような瞳で。 ボクの姿を、静かに捉えていた。 思わず、覗き込まれるような感覚を覚えて。 照れ臭さのような、気まずさのような。 そんな複雑な気持ちを抱いてしまうけれど。 やがて、彼女は。 その端正な顔を緩ませて。 向き合うボクへと、静かに微笑んできた。 「ごきげんよう」 その娘と向き合って。 その娘に呼びかけられて。 「そして、“初めまして”」 その一言を、掛けられて。 ボクは、何かを悟ったように。 何とも言えぬ微笑と共に、応える。 「……うん。はじめまして」 ◆ いつか見た夢。 遠い西洋の国。 時計塔を中心に広がる市街地。 あちこちから立ち込める蒸気。 そんな舞台を背景に。 月夜を飛翔する、一つの影が在った。 黒い帽子。黒いマント。 まるで怪盗のような姿で、“彼女”は往く。 重力というものに、囚われることなく。 街の上を、縦横無尽に跳躍する。 飛ぶ。跳ぶ。翔ぶ――――。 ああ、この娘は。 果てしない壁さえも飛び越えて。 月の彼方まで行けちゃいそうだ。 霧と煙の夜を舞う、その姿を見つめて。 ボクは、そんなことを思っていた。 ◆ 目の前の“その娘”と対面して。 脳裏に、情報が流れ込む。 知りもしなかった、この世界のシステム。 まるで漫画かアニメのような。 とても現実とは思えない、ファンタジーな物語が。 ボクの記憶の中に、確かな実感を伴って刻み込まれていく。 ――――聖杯戦争。 ――――古今東西の英雄、サーヴァント。 ――――彼らを従えるマスター。 ――――たった一組の勝者を選定する戦い。 ――――その果てに得られる、奇跡の願望器。 ひどく現実味に乏しい話なのに。 夢でも見ているんじゃないかと錯覚しそうなのに。 けれど、ボクはただ、それを信じるしかなかった。 大切な人達と分かたれた世界で、ボクは目の前の現実を受け入れる他なかった。 ああ、そうだ。 ボクは既に“未知”を見ている。 “誰かの想いによって形作られたセカイ”。 そんなものに触れていたからこそ。 空想のような真実を、捉えられた。 「アサシン……で、いいのかな」 「ええ。宜しく、マスター」 だから、ボクは目の前の女の子―――アサシンに問いかける。 アサシンはすぐに頷いて、淑やかに微笑みを見せた。 ステータスとか、そういうものは一切見えないけど。 ボクと彼女の間に魔力ってものの繋がりがあるらしくて、そのおかげで“クラス”を直感で知ることが出来た。 「なんか……凄いね、こういうのって」 「そうね。私も、最初は驚かされたわ」 「奇跡なんだね、ホントに」 「ええ、正真正銘の願望器。手に入れれば、どんな祈りも叶う」 ふたりきりの車内。 取留めもなく、言葉を交わし合う。 お互いに現実味がないような様子で。 ボク達は二人で、緩やかな時間を過ごす。 「すごいなぁ、何だか……」 そうしてボクは、ぼんやりと呟く。 思いもよらない現実を前にして、呆然とする。 誰かの“想い”を具現化する―――そんな力は、確かに知っている。 バーチャル・シンガーの力によって齎されるセカイ。 それぞれの歌に触れた人間が形作る、心の風景。 ボクはそれを知っている。 だからこそ、どんな祈りでも叶う奇跡を。 ぼんやりとだけど、受け入れられたのかもしれない。 「ねえ、マスター」 がたん、ごとん―――。 がたん、ごとん―――。 物思いに耽るボクに向かって。 彼女は、静かに呼びかけてくる。 「あなたは、“奇跡”に――――」 がたん、ごとん―――。 がたん、ごとん―――。 向かい合うボクと彼女。 電車が、揺れる。 景色が、夜が、動く。 そして。 「――――何を望むの?」 ほんの一瞬。 視線を逸して。 また目の前を視た直後。 ボクは、目を丸くした。 先程までの“少女”の姿は、何処にもなく。 まるで入れ替わるように、“彼女”は眼前に座っていた。 銀色の髪。真っ黒な外套。 何処かスパイを思わせる衣服だったけれど。 フリルのついたスカートが、ドレスみたいに対照的で。 そして、“彼女”の顔は。 先程までの“少女”と、瓜二つだった。 ◆ 私達が、離れるなら。 私達が、迷うなら。 その度に、何回でも繋がれるように。 それが、“彼女”と“王女”の絆。 そして、“白い鳩達”の契り。 壁によって遮られ。 それでもなお貫かれた、二人の友情。 全てを欺く、鏡合わせの愛。 少女の“嘘”は、世界を変える。 想いを隔てる、壁さえも乗り越えて。 ◆ 「凄いね……一瞬で“変身”しちゃった」 「ええ、“黒蜥蜴星人”の特殊技能よ」 クロトカゲ―――何だって? 妙な単語に、思わず聞き返しそうになったけれど。 真顔でそんなことを言ってきた“彼女”に対し、問い詰めるのも気が引けてしまった。 出で立ちは違くても、顔はそっくりなのに。 けれど、身にまとう雰囲気は全く異なっている。 まるで、何ていうか―――もっと“只者じゃない”みたいな。 そんな張り詰めた空気が、漂っていた。 それだけじゃなくて。 すぐ目の前に姿があるのに。 実態が無いかのように、気配が朧気で。 まるで幻影でも目の当たりにしているかのような感覚に、内心面食らってしまう。 彼女は、ボクをじっと見つめている。 ボクの答えを、待つように。 ――――あなたは聖杯に、何を望むの? その問いは、未だ続いている。 それを察したボクは、少しだけ考え込んで。 やがて、“彼女”の目を見据えて答えた。 「……何も望まないよ。ただ、帰りたい」 ボクは、きっぱりと答えた。 きっと、奇跡の力があれば。 どんな悩みだって、振り払えるんだと思う。 ありのままの姿を打ち明けられない、臆病な自分。 社会と自分のギャップに、延々と苛まれる自分。 願望器があれば、そんなものも容易く乗り越えられるのかもしれない。 「ボクのこと、いつまでも待ってくれるって。 そう約束してくれた“友達”がいるから」 だけど、それでも。 ボクには大切な“居場所”があるから。 待ってくれる“友達”がいるから。 それ以上のことは、望まない。 ―――いつか話してもいいって思ったら、話して。 ―――それまで私、待ってるから。 ―――話せる時が来るまで、ずっと一緒にいる。 嘘つきで、臆病なボクに。 “あの娘”は、そう言ってくれた。 無理に言わなくてもいい。 それでも、友達だから力になりたい。 いつか話してくれる時まで。 ずっと傍に居たい。 そう伝えてくれたことが、嬉しくて。 少しでも前に進んでいきたいと、思えるようになって。 だからこそ、ボクの望みがあるとすれば。 それはただ、“元の世界に帰りたい”という一点だけだった。 だって―――大切な友達が、ずっと待っててくれているのだから。 皆が作ってくれた居場所に、ボクは戻りたかった。 そんなボクの想いを聞き届けて。 アサシンは、静かに目を閉じていた。 何かの思いに耽っているかのように。 過去を振り返って、懐かしむかのように。 「いい友達ね」 そして彼女は、瞼を開いて。 微かに笑みを浮かべた。 そんなアサシンの姿に、ボクは仄かな安心を覚えた。 その優しげな微笑みを見て。 彼女の心に、少し触れられた気がしたから。 「今は、まだ……難しいけれど」 だからこそ、ボクはぽつぽつと語る。 胸の内の想いを、静かに紡ぐ。 「いつか、越えなきゃって思ってるんだ。 友達にもまだ打ち明けられてない、本当の自分のことを」 ボクは、まだ決心が付いていない。 不安と拒絶。喪失への恐怖。 真実を伝えることで、ささやかな幸せが壊れてしまうかもしれない。 そうして足踏みを続けて、前へと進むことができなくて。 だけど、ボクの“友達”は。 いつまでも待ってくれると、そう言ってくれた。 だからこそ、思う。 もしも、ほんの少し。 ほんのささやかにでも。 踏み出す勇気を掴めたのなら。 その時は、越えたい。 「――――“嘘つき”な、ボクの壁を」 ボクを堰き止める。 とても大きな、心の壁を。 ◆ 「空」 「え?」 「翔びたいと思ったこと、ある?」 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 音が、流れていく。 景色が、流れていく。 深い夜に、揺られて。 「……うん。自由に、ありのままに」 「そう。なら、連れて行ってあげる」 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 過ぎゆく世界の中で。 彼女は、そんな約束をしてくれた。 ボクの瞳を、まっすぐに見つめて。 ◆ がたん、ごとん。 がたん、ごとん―――。 「駅、着いたみたい」 それからボクは、再び瞬きをした。 瞼を閉じた、ほんの刹那の合間に。 眼の前にいた黒衣の少女は、再び金髪の“お姫様”へと戻っていた。 彼女は何事もなかったかのように、優しく微笑んで。 座席から立ち上がってから、ボクに手を差し出した。 「行きましょう。マスター」 その言葉に誘われるがままに。 ボクは頷いて、彼女の手を取った。 そうして、ゆっくりと身を起こしてから。 仄かな明かりの灯る駅のホームへと、二人で降り立つ。 そうしてボク達はゆっくりと、静寂の中へと溶け込んでいった。 ◆◇◆◇ 少女“アンジェ”は、スパイだった。 東西に二分された英国を変えるべく。 自らの願いの全てを背負わせてしまった“親友”を救うべく。 彼女は、影の戦いへと身を投じていた。 その狭間で、思い出す。 白鳩の名を冠した、仲間達のことを。 たった一人で戦っているつもりだった。 それでも、“親友”は“王女”としての決意を固めて。 そして皆もまた、各々の“想い”を背負って奔り続けていた。 生前の記憶は、途切れている。 女王暗殺計画を妨げ、“王女”と共に飛び去った瞬間を境にして、霧が掛かっている。 サーヴァントとして召喚された際に、何かしらの影響が出たのかもしれない。 それでも“生前にきっと後悔はなかった”と、アンジェは直感する。 何かの納得を得て。何かの答えを掴んで。 そんな結末を迎えたことを、彼女は理解していた。 だからこそ―――彼女は内心で謝罪した。 ごめんなさい、また一人で無茶をすることになる。 親友や仲間達に、そう告げる。 聖杯。あらゆる奇跡を齎す願望器。 この世の理さえも塗り替える、絶対的な力。 それがあれば。そんなものが、あるならば。 きっと、私達のような人間は生まれなくなるのだろうと。 アンジェは、そう思ってしまった。 差別。貧困。分断。戦争―――人々は“壁”によって遮られ、苦しめられる。 “王女”は、そんな英国を変えたいと誓った。 善き世界が訪れることを、望んでいた。 ああ。 ならば、私もまた。 奇跡を、求めたい。 願望器が紛れもない真実だというのなら。 私は、それを掴み取りたい。 英国だけじゃない。 この世界のあらゆる“壁”を壊して。 片隅で喘ぐ人達に、少しでも善い世界を齎したい。 貧しき人々にも、虐げられる人々にも、安寧があってほしい。 そして、二度と想いが遮られることのない未来を作りたい。 そんな無垢で、子供のような願いを抱いてしまった。 だからこそ、アンジェは聖杯戦争へと召喚され。 そして、暁山瑞希と出会った。 ――――いつか、越えなきゃって思ってるんだ。 ――――“嘘つき”な、ボクの壁を。 瑞希の言葉を思い出して。 アンジェは、微かに微笑んだ。 何かを背負っているのは、お互い様らしかった。 “嘘”への負い目を抱えながら生きて。 それでも待ってくれる“友達”を想っている。 そんな瑞希の姿を、どこか懐かしく感じて。 だからこそ、少し肩入れしたくなってしまった。 瑞希が翔びたいと願うのなら。 その壁を超えられるために、支えたかった。 アンジェ・ル・カレ。 かつてのプリンセス・シャーロット。 彼女は、誓う。壁を越えることを。 己の願いと、マスターの想いを果たすべく。 さあ――――翔ぼう、白い鳩のように。 ◆◇◆◇ 【クラス】 アサシン 【真名】 アンジェ・ル・カレ@プリンセス・プリンシパル 【属性】 中立・中庸 【パラメーター】 筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:E 幸運:C 宝具:C+ 【クラススキル】 気配遮断:A 自身の気配を消す能力。隠密行動の技能。 完全に気配を断てば発見はほぼ不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 専科百般:A スパイとして体得した多数の専門技能。 戦術・学術・隠密術・暗殺術・詐術・変装術など、工作活動におけるスキルをBランク以上の習熟度を発揮できる。 心眼(真):B 訓練と実戦によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦術論理”。 跳躍:B 宝具『Cavorite Moon』発動時にのみ効果を発揮するスキル。 三次元機動を行う際、敏捷値にプラス補正が掛かる。 また敵への接近、攻撃の回避、戦線離脱と言った敏捷値が関わる行動においても優位な判定が得られる。 鹵獲:B 自身が調達した物資・装備に低ランクの神秘を付与させることが出来る。 対サーヴァント戦において通用する武装の現地調達が可能となる。 神秘を帯びた装備は他者への譲渡も可能だが、アサシンが魔力パスを切断することでいつでも効果は解除される。 なお一度神秘を付与した物資は、宝具『Princess Principal』で“変身”してる最中にも効果が維持される。 【宝具】 『Cavorite Moon』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1\~2 最大捕捉:5 空間・物質の重力を遮断する動力源「ケイバーライト」。 それを個人携行型の球状移動装置へと落とし込んだ「Cボール」が宝具化したもの。 レンジ内の重力へと干渉し、アサシンの肉体を無重力化させることで変幻自在の三次元機動を行う。 アサシンの操作によって自在に無重力状態が制御される他、他の物質を無重力化させることで攻撃や妨害を行うことも出来る。 『Princess Principal』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 瓜二つの顔を持つ“王女”への変装。そして“真実の姿”への回帰。 アルビオン王国の王女と入れ替わる極秘任務「チェンジリング作戦」が宝具化したもの。 サーヴァント『プリンセス・シャーロット』へと変身する。 宝具の領域へと到達したことで、“変装”ではなく“変身”と化している。 発動と解除はアサシンの意思で自在に可能。なお肉体や霊基は完全にプリンセスと同一のものになるが、人格や記憶はあくまでアンジェのままである。 宝具発動中は以下のステータスに切り替わる。 《パラメーター》 筋力 E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:A 宝具:- 《クラススキル》 気配遮断:D 自身の気配を悟られにくくする。 最低限の隠密行動は出来る。 《保有スキル》 カリスマ:C+ 大衆の上に立つ天性の才能。 集団の士気を向上させる他、他者との駆け引きや交渉で優位な立場を引き出しやすくなる。 政治的バックを持たず、王位継承権からは遠い立場にある王女だったが、それでも人々を惹き付ける十分な才覚を備えていた。 鋼鉄の王冠:B+ 王族としての器量と覚悟。 自身に対する精神干渉の効果を大きく軽減する。 また窮地においても冷静に状況を見極め、確固たる意志を持って判断を下すことが出来る。 掩蔽の姫君:A 始まりは貧民。やがて王女と化し、そして内通者となった。 自らの真実の姿を隠しながら大衆の前に立ち続けた逸話の具現。 サーヴァントとしてのステータスを視認されず、魔力の気配も一切感知されない。 専科百般:E スパイとして体得した多数の専門技能。 学術・詐術・話術・変装術など、工作活動におけるスキルをある程度発揮できる。 アンジェと霊基を共有していることに伴い、劣化した状態でスキルが引き継がれている。 【Weapon】 オートマチック式リボルバーを携行。 遠距離にワイヤーを射出するワイヤーガンなども装備。 【人物背景】 壁によって東西に二分された19世紀英国。 その西側、アルビオン共和国に所属するスパイの少女。 東側の王女であるプリンセス・シャーロットと瓜二つの風貌を持っている。 その容姿を活かした「チェンジリング作戦」を立案し、名門校クイーンズ・メイフェア校の生徒として東側のアルビオン王国へと潜り込む。 アンジェとプリンセス。二人には、ある秘密があった。 サーヴァントとして召喚されたアンジェは英霊として限定的な再現に留まっており、TV版最終話以降の記憶を持たない。 【サーヴァントとしての願い】 差別。貧困。分断。戦争。 人々を隔てる“壁”を壊して、少しでも善い世界を齎したい。 【マスター】 暁山 瑞希@プロジェクトセカイ 【マスターとしての願い】 みんなとの時間が、1秒でも長く続いてほしい。 そして、いつか壁を乗り越えたい。 そのためにも、生きて帰る。 【能力・技能】 音楽サークル内では動画制作を担当。 コラージュや洋服のアレンジなども得意。 【人物背景】 ネットで活動する音楽サークル「25時、ナイトコードで。」のMV担当。 可愛いものが大好きな気分屋。 たまたま聴いた宵崎奏の曲に惹かれるものを感じ、MVを作って投稿する。 それが奏自身の目に留まり、動画担当として誘われた。 サークルメンバーの誰も知らない秘密がある。 参戦時期はイベント「ボクのあしあと キミのゆくさき」以降。 【方針】 生きて帰る。
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メダル オブ オナー - Medal of Honor (2010) シングルプレイ 登場人物 日本語版声優は以下の通り。エンディングクレジットにて確認。 加藤将之、てらそままさき、三戸耕三、江川大輔、一馬芳和、水内清光、町田政則、岡林史泰、横尾博之、石川ひろあき、藤原美央子、酒巻学、坂本くんぺい、川村拓央、呉圭祟、志村知幸、白熊寛嗣、楠見尚己、坂詰貴之、渡辺浩司、渋谷茂 メインAFO ネプチューン(AFO Neptune)ラビット(Rabbit) マザー(Mother) ブードゥー(Voodoo) プリーチャー(Preacher) AFO ウルフパック(AFO Wolfpack)デュース(Deuce) パンサー(Panther) ダスティ(Dusty) ベガス(Vegas) アメリカ陸軍第75レンジャー連隊(US Army 75th Ranger Regiment)ダンテ・アダムス(Dante Adams) ジム・パターソン(Jim Patterson) ヘルナンデス(Hernandez) アメリカ陸軍第2航空連隊(US Army 2nd Aviation Regiment )ブラッド・ホーク・ホーキンス(Brad "Hawk" Hawkins) ガンファイター06(Gunfighter 06) ガンファイター11(Gunfighter 11) アメリカ空軍(US Air Force)イバラ(Ybarra) リーパー31(Reaper 31) アメリカ軍上層部・その他ドラッカー(Drucker) フラッグ(Flagg) ジミー(Jimmy) ジョック(Jock) ボスマン(Bossman) タリク(Tariq) その他徳大寺力也(Rikiya Tokudaiji) メイン AFO ネプチューン(AFO Neptune) ラビット(Rabbit) 声優:なし プレイヤーキャラクター。アメリカ軍上級作戦部隊(AFO)ネプチューン所属。Tier 1 Operator。ネイビーSEALs隊員。 ラビットというコードネームの由来は彼が6人の子供を持つ父親であることから来ている。 ゲームの演出からラビットのモデルは2002年のアナコンダ作戦でヘリから転落し行方不明となったネイビーSEALs及び海軍特殊作戦グループ「DEVGRU」所属の「ニール・C・ロバーツ(Neil C. Roberts)一等兵曹」と思われる。 +■詳細(+をクリック。ネタバレ注意) 敵中に残されたブードゥーとプリーチャーを救出するためにマザーと共に捜索へ向かうも途中で被弾し、崖から決死のダイブをするが身体を岩肌にぶつけ、崖下でマザーと共にアルカーイダに拘束される。 その後レンジャー隊とブードゥー達に救出されるが拘束中に止血が十分にされていなかったため、周りからの励ましも虚しく出血多量で静かに息を引き取る。 MOHシリーズ初の主人公での死亡者となった。 なおロバーツ一等兵曹もヘリから転落後ターリバーンに拘束され後に救出部隊に発見されるが、その時には既にターリバーンの手で処刑されていた。 ロバーツ一等兵曹の事件の詳細 ロバーツ一等兵曹。画像をクリックすると拡大。 特殊部隊同好会の175レスより転載 元の記事:http //www.c-player.com/ac83929/thread/1100086466956の175レス シャヒコト渓谷の制圧を目的に実施されたOperation ANACONDAでの出来事ですね。 ヘリから落下したNeil C. Roberts一等兵曹はDEVGRU隊員で、後に救援部隊が到着した時には既に亡くなっていました(死因は落下ではなく、タリバン兵による処刑)。 そもそもこの作戦は当初、米軍特殊部隊とアフガン軍の合同部隊が渓谷の洞窟地帯に陣取る敵を狩り出し、歩兵部隊が敵の退路を断って殲滅する…という手順でした。 しかし、作戦準備を察知した敵が秘密裏に山岳地帯へ移動していたため、いざ作戦を開始してみると、部隊は投入地点のはるか上方から激しい攻撃を受けて撤退を余儀なくされます。 これによって米軍は戦術を軌道修正し、まずは渓谷全体を見渡せるポイントであるタクルガル山頂を確保するため、DEVGRU隊員6名とCCT(空軍戦闘航空管制官)隊員1名から成るチーム2個の投入を決定。チームはチヌーク2機に分乗して出動しますが、1機目が兵員を降ろし終えるや否や計ったように敵の銃撃が浴びせられ、慌てて撤収。この時に不運にもNeil Roberts一等兵曹がヘリから滑落してしまいます。 また、ヘリ自体もダメージが大きく、撤収途中でついに不時着してしまい、乗っていた隊員達は僚機に救助されて一度は基地へ帰還しました。 基地へ戻った彼等はRoberts一等兵曹救出のために装備を整えてヘリに乗り込み再びタクルガル山頂を目指しますが、またもや敵の猛攻に阻まれて撤収を余儀なくされています(なお、この時にCCTのJohn A. Chapman二等軍曹が戦死)。 その後、最初の事故の一報を受けて現場へ直行していたQRF(即応部隊。レンジャー隊員19名と空軍の特殊戦術隊員3名および戦術航空管制官1名)が同じくヘリ2機に分乗して現場に到着するも、やはり激しい攻撃を受けてレンジャー隊員3名と第160特殊作戦航空連隊の銃手1名が戦死。残った兵員は釘付けにされてしまいます。 しかし、レンジャー隊員の粘りと空軍要員の的確なCAS(近接航空支援)誘導で、彼等は半日以上敵の猛攻を凌ぎ切り、敵の攻撃が弱まった隙を見て撤収したということです。 また、この時に付近で隠密偵察活動中だったオーストラリアSASのチームが自分達の任務を放棄して支援に回っており、彼等には後に米軍のブロンズ・スター勲章が授与されています。 マザー(Mother) 英語版声優:ジェフリー・ピアース (Jeffrey Pierce) アメリカ軍上級作戦部隊(AFO)ネプチューン所属。Tier 1 Operator。ラビット達の部隊の隊長。ネイビーSEALs隊員。 ヒップホップ系の音楽は嫌いなようで、それを好むプリーチャーの対して「俺が最初に撃つ相手はお前かもな」とジョークを飛ばした。 ブードゥー(Voodoo) 英語版声優:ジョン・ブルノ(Jon Bruno) アメリカ軍上級作戦部隊(AFO)ネプチューン所属。Tier 1 Operator。ネイビーSEALs隊員。 顎鬚の先端部分を僅かに結んでいるのが特徴。愛用武器はM60E4。 アラビア語を流暢に喋ることができる。 プリーチャー(Preacher) 英語版声優:ダスティン・ジェームズ(Dustin James) アメリカ軍上級作戦部隊(AFO)ネプチューン所属。Tier 1 Operator。ネイビーSEALs隊員。 無口な性格なのか、あまり喋らない。 マザーの発言によると音楽はヒップホップ系が好みらしい。 所持品の中にモルヒネのオートインジェクターがあり、チーム内では衛生兵を担っていると思われる。 AFO ウルフパック(AFO Wolfpack) デュース(Deuce) 声優:なし プレイヤーキャラクター。アメリカ軍上級作戦部隊(AFO)ウルフパック所属。Tier 1 Operator。第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊「デルタフォース」隊員。 パンサー(Panther) 英語版声優:ケビン・キルナー(Kevin Kilner) アメリカ軍上級作戦部隊(AFO)ウルフパック所属。Tier 1 Operator。デュース達の部隊の隊長。第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊「デルタフォース」隊員。 ダスティ(Dusty) 英語版声優:クリス・フライズ(Chris Fries) 日本語版声優:町田政則 アメリカ軍上級作戦部隊(AFO)ウルフパック所属。Tier 1 Operator。第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊「デルタフォース」隊員。 他のTier 1 Operator達より濃く長い顎鬚、サングラス、ニューヨーク市消防局(The Fire Department of New York City)の頭文字を取った「FDNY」のデザインを持つ野球帽を被っているのが特徴。 MOH2010の発表間もない時期から登場しており、ゲームのパッケージに掲載されている人物も彼。 モデルとなった人物は元Tier 1 Operatorの「ダスティ・ハンマー(Dusty Hammer)氏」とされるが、 「イラクの自由作戦」中にアフガニスタンで活動したTier 1 Operatorの「カーボーイ(Cowboy)氏」の外見にも酷似している(ハンマー氏と同一人物かは不明)。 またマルチプレイのCoalition側ライフルマンの外見もダスティがモデルの模様。 ちなみに「MySims SkyHeroes」というゲームにカメオ出演している。 カーボーイ氏。画像をクリックすると拡大。 ベガス(Vegas) 英語版声優:マイケル・フィリポウィック(Michael Filipowich) アメリカ軍上級作戦部隊(AFO)ウルフパック所属。Tier 1 Operator。第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊「デルタフォース」隊員。 アメリカ陸軍第75レンジャー連隊(US Army 75th Ranger Regiment) ダンテ・アダムス(Dante Adams) 英語版声優:なし プレイヤーキャラクター。アメリカ陸軍第75レンジャー連隊第1大隊所属。階級は特技兵。 戦地に到着早々敵からの攻撃を受けレンジャー部隊が混乱する中、状況を把握するためパターソン率いる偵察部隊の一員として敵地へ向かう。 ジム・パターソン(Jim Patterson) 英語版声優:ジョー・カッペレッティ(Joe Cappelletti) 日本語版声優:楠見尚己 アメリカ陸軍第75レンジャー連隊第1大隊所属。階級は三等軍曹。アダムス達の部隊の隊長。 既婚者であり妻にミシェル(Micheal)、娘にクロエ(Chloe)がいる。家族のやり取りは公式トレーラーの「Leave a Message」で描かれている。 祖父は第二次世界大戦で活躍し、MOHシリーズでは初代MOH、MOHFL、MOHHで主人公を務めたジミー・パターソン(Jimmy Patterson)ことジェームズ・スティーヴン・パターソン(James Steven Patterson)少尉。 ヘルナンデス(Hernandez) 英語版声優:ダニエル・ベタンセス(Daniel Betances) アメリカ陸軍第75レンジャー連隊第1大隊所属。階級は伍長。 上官のパターソンと仲がいい。 彼は部隊の医療用品を持ち歩いているが衛生兵の印となる赤十字は身に着けておらず、完全武装していることから衛生兵ではないと思われる。 アメリカ陸軍第2航空連隊(US Army 2nd Aviation Regiment ) ブラッド・ホーク・ホーキンス(Brad "Hawk" Hawkins) 声優:なし プレイヤーキャラクター。アメリカ陸軍第2航空連隊第1大隊所属。階級は大尉。 ガンファイター06(Gunfighter 06) 英語版声優:レイ・ポーター(Ray Porter) 日本語版声優:石川ひろあき ガンファイター11(Gunfighter 11) 英語版声優:クリスティーン・レイキン(Christine Lakin) 日本語版声優:藤原美央子 アメリカ空軍(US Air Force) イバラ(Ybarra) 英語版声優:ユーリ・ローエンタール(Yuri Lowenthal) アメリカ空軍戦闘管制部隊所属。アメリカ陸軍第75レンジャー連隊第1大隊付の戦闘管制員。階級は二等軍曹。 リーパー31(Reaper 31) アメリカ軍上層部・その他 ドラッカー(Drucker) 英語版声優:エイドリアン・ホームズ(Adrian Holmes) 日本語版声優:坂本くんぺい バグラム陸上作戦本部(コールサイン:バグラム(Bagram))でAFOチームなどの部隊の指揮を執る司令官。アメリカ陸軍所属。階級は大佐。 上官のフラッグ将軍によるレンジャー隊の投入命令に対しAFOチームの活動の余地がまだあると提案するが却下され、渋々レンジャー隊の投入を命令する。 フラッグ(Flagg) 英語版声優:ドグ・エイブラハムズ(Doug Abrahams) アメリカ・フロリダ州の基地から映像通信を通じて度々ドラッカーに指示を出す将軍。アメリカ陸軍所属。階級は不明だが将官級。 アフガニスタンで指揮を取り現地の状況を知るドラッカーとは意見の相違で度々衝突するが、最終的には権力でドラッカーの意見をねじ伏せ自身の案を認めさせる。 ジミー(Jimmy) 英語版声優:リック・ パスカローン(Rick Pasqualone) ジョック(Jock) ボスマン(Bossman) 英語版声優:William Salyers タリク(Tariq) その他 徳大寺力也(Rikiya Tokudaiji) 役者:インパルス板倉 自称元アメリカ軍Tier 1 Operator。
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《真実》竹内多聞&アサシン ◆h8bq5JUznI 「――世界には数多の神話が存在する。 だが、それらは発祥の地を様々としながら多くの類似性を持っている。 暗闇からの天地創造。大災害による世界の破滅。そういった、ある種の普遍的イメージを。 より具体的な例を挙げるならば、ギリシャ神話のオルフェウスの冥府下りと、日本神話のイザナギ伝説……」 ミスカトニック大学。『民俗信仰と神話』の講義にて。 教壇に立つ黒のジャケットを着た日本人男性は、30代前半程度に見える。大学講師としてはやや若い。 その気難しげながらも精悍な目鼻立ちは、彼が確固たる精神の持ち主である事を感じさせた。 「――では、なぜそういった現象が起こるのか。『集合的無意識』などは有名だが……」 広い教室の座席は半分以上が埋まっている。彼の講義は人気が高い。 彼は優秀な民俗学者である一方、時としてオカルトじみた突飛な学説を提唱する学会の異端児でもあり、 参考書を読み上げるだけの退屈な講義に飽きた学生たちの、程よい刺激となっていた。 「――一部では、次のような説もある。 “我々の住む世界のどこかには、あらゆる事象を記憶した『根源』とでも言うべき概念が存在し、 人類はその『根源』から、その膨大な記憶の一端を、自己で認識しないうちに引き出しているのだ”……」 ◆ (消えたはずの村の次は、在るはずの無い街……そして『聖杯戦争』か) 講義を終えた男……竹内多聞は、自らに宛がわれた講師控室にて黙考に耽っていた。 腕時計を見る。次の担当講義までは、まだ三時間以上ある。 そして、懐から取り出した小さな物体を眺めた。それは、銀色の鍵。 持ち手には5本の直線で構成された、「生」という字を逆さにしたような、単純ながらも奇妙なデザインの紋様が刻まれている。 竹内はそれが何であるかを知っていた。 それは『マナ字架』と呼ばれる、日本のとある村に密かに伝わる民俗信仰の象徴だ。 彼はその村――『羽生蛇村』の出身であり、このミスカトニック大学が存在する街『アーカム』に“たどり着く”直前まで、『異界』と化した羽生蛇村を彷徨っていた。 竹内がこの鍵を見つけたのは、異界内の廃屋を探索していた時のことだ。 床に落ちていたそれは、この暗闇に閉ざされた血みどろの異世界には似つかわしくない、神秘的で美しい輝きを放っていた。 彼はその輝きに憑りつかれたように半ば無意識に鍵を拾い上げ、手近な閉ざされた扉の鍵穴へと差し込んだ。 ……そして、気が付いた時には聞き覚えの無い街、アーカムの住人となっており、いつしか『聖杯戦争』に巻き込まれたことを“思い出した”。 (……彼女は、無事だろうか) この街で記憶を取り戻してから、既に一週間以上が経過している。 竹内は異界に一人置いてきてしまった同行者……口やかましいが、どこか憎めない教え子の身を案じた。 彼女は逞しい。きっと大丈夫だ。彼はそう信じた。 気持ちを切り替え、再び意識を銀の鍵に……聖杯戦争に向ける。 参加者であるマスター達が使い魔たるサーヴァントと共に、最後の一組になるまで戦い合う。 そして、勝利した一組には聖杯が齎される。……『聖杯』。 これもまた、世界中の数々の伝説において名を残すアイテムだ。 『最後の晩餐』で用いられた聖遺物。 『アーサー王伝説』では、騎士が探し求める宝物としても登場する。 ……そしてこの戦いにおいては、優勝者のあらゆる願いを実現する願望機。 ――こうした神聖にして華やかなる逸話の数々に彩られた杯の、存在の『根源』とは何か? 竹内の脳裏に、ふとそんな疑問がよぎる。 根拠のない、漠然とした予感のようなものだが、彼はこの戦いの裏側に何らかの名状しがたい真「ドーモ」 「……ッ!?」 竹内の思考は、突如目の前に出現した異常存在によって中断した。 跳ねるように椅子から立ち上がり、身構える。 異形の屍人が蔓延る異界での経験が、彼の警戒心を高めていた。 ……だが彼はその存在を改めて認識すると、脱力したように椅子に座りこむ。 現れたのは敵ではない。己の使い魔だ。 「……あまり驚かせないでくれ」 「これは、シツレイ。ただアイサツをしただけなのだが。フフ」 サーヴァント……アサシンがひどく虚ろな声を返す。彼の外見は異様だった。 忍者を彷彿とさせる和装束。(実際、彼はニンジャである) ぎょろりと見開かれた血走った眼。 最も目を引くのは、襟巻のように幾重にも首に巻かれた、得体の知れない液体で満たされたガラス製の太いシリンダー。 シリンダーから伸びたチューブが両こめかみに直結され、彼の頭部に点滴めいて液体が注入されているのが分かる。 既に何度か顔を合わせているため大きなショックは無いが、それにしても 「……それにしても、不気味だ。サーヴァントとは皆“こう”なのか?」 心に浮かんだ言葉が、そのままついて出た。 「ブキミとは。サーヴァントは聖杯の加護をうけた偉大なる英霊だ。何をおそれることがある?マスター。 ……ああ、そうか。そうだ。おれは英霊の中でも特別だからな。なにしろとても大切なものを手に入れたのだ。 それは、素晴らしくもおそろしいもの……難儀な事だ……。ウフフ……」 アサシンはそれに対し怒りを見せることもなく、うわ言めいてぶつぶつと呟き、笑った。 このサーヴァントは正気を失っている。彼の発言の大部分は、竹内にとって……否、多くの人間にとって理解し難いものだ。 「……ところで、何か思案をしていたようだが。マスター」 「……ああ。この戦い、聖杯戦争について考えていた」 「ほう。それは、それは」 しかしながら、この精神をゆがめた使い魔が自分に従順であることは、竹内にとっては幸運だった。 「――やはり、ただの願望を賭けた殺し合いとは思えない。……私はこの戦いの真実に迫りたい」 それは、学者としての探究心か。 あるいは、『消えた村』羽生蛇村での異変と、この『存在しない街』アーカムでの戦いに、デジャヴめいたものを感じたからか。 いずれにせよ、彼はこの戦いの『根源』に近付くことに決めた。 「そのためには、君の協力も必要になるだろうが……」 「“真実に迫る”。フフ、なんと荘厳ながらも虚しきコトダマ。 真実は何処にでも在るのだ。マスター。此処にもあるぞ。あなたには見えていないのか」 アサシンの言葉は支離滅裂で、本能的な不安感を喚起させる。 まともに取り合えば、こちらの精神が呑まれてしまいそうだった。 「……まあ、よい。あなたの意思に従おう、真実の探索者たるマスターよ。探索者を導くのも銀鍵の守護者の使命ゆえに。 探索の果てに、きっとあなたにも真実が見えることだろう。おれが手に入れたように……真実が……ウフフ……」 アサシンはマスターの行動指針を彼なりに了承したようで、そのまま不気味な笑い声を残して霊体化した。 ◇ 竹内は深く息をつく。 そこには、あの壊れた使い魔が自分の考えに理解を示した安堵。 そして、これから彼と長く付き合っていかなればならないことへの気の重さが込められていた。 (“真実が見えていないのか”……か。そうだ、私にはまだ何も見えていない) アサシンの言葉を反芻する。 彼は異界と化した羽生蛇村にて、その異変の真相に近づく間もなくこのアーカムへと導かれてしまった。 (……この戦いの中で、探し出さなくてはならない) それにしても、疲れた。竹内は伸びをする。 アサシンと話していたのはほんの数分程だったが、心身共に相当な疲労感がある。……まるで、数時間は話し込んだような……。 腕時計を見る。……針は、次の講義まであと5分のところを指していた。 顔を上げ、壁にかかった時計を見た。同じ時間を指している。故障ではない。 「どうなっている……」 自分の感覚がおかしくなったのか? ……或いは、アサシンの不可思議な力によるものか? 考えている時間はない。 竹内は手早く講義の準備を済ませると、急ぎ足で控室を出て行った。 人が消え静まり返った部屋に、アサシンが姿を現す。 「このようにすれば、あなたに真実を見せるのはとても簡単なのだ。 しかし、やりすぎるとあなたの心臓にスリケンが刺さって死んでしまう。 そうなればおれも死ぬ。真実も消えてしまう。だからできないのだ。実に悩ましいことだ。ははは」 アサシンが消える。 部屋は再び静寂に包まれる。 ◆ 【クラス】 アサシン 【真名】 メンタリスト@ニンジャスレイヤー 【属性】 混沌・悪 【パラメーター】 筋力C 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B++ 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てばサーヴァントでも発見することは難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 精神汚染:A+ 精神が錯乱している。精神干渉をほぼ完全にシャットアウトする。 また、彼の言動を受け止め、理解しようとすれば、同様に精神を汚染される可能性がある。 超自然空間に住まう怪物に襲われ、彼の自我は破壊された。 マスターには従順だが、「真実を手に入れた」などと嘯く彼の言葉の意味を知る者は誰もいない。 情報抹消(偽):C 自身のユニーク・ジツの能力による疑似的な情報抹消スキル。 ゲン・ジツの支配下にある相手からの離脱に成功した場合、相手の記憶からはアサシンの真名、外見、能力の詳細などの、戦闘中に認識したアサシンに関する情報が消失する。 相手の時間感覚は狂い、「何者かと戦っていた」という漠然とした記憶だけが残る。 話術:D+ 言葉によって人の心を惑わす技術。 宝具『幻実』『真実』使用時に有利な判定を得られる。 また、高ランクの精神汚染スキルとの併用によって、言動の一つ一つに僅かな精神ダメージを付加することができる。 精神耐性及び精神汚染スキルによって効果の軽減、無効化が可能。 【宝具】 『無銘』(グレーター・ダマシ・ソウル) ランク:D+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大捕捉:- メンタリストに憑依するいにしえの半神的カラテ戦士、『ニンジャ』の魂である『ニンジャソウル』。 彼のニンジャとしての超人的な身体能力とカラテ、ユニーク・ジツ(特殊能力)はこの宝具に依るもの。 ダマシ・ニンジャクランに所属する、個としての名を持たないグレーター(中位)ソウルであるが、そのジツの力は強大である。 また、メンタリストを『ニンジャである』と認識した者に対し、正気度減少判定を発生させる。 ニンジャなど存在しない。しかし実際に目の前に存在する。その認識的矛盾が、ニンジャ・リアリティ・ショックを引き起こす。 『幻実』(ゲン・ジツ) ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:20 メンタリストのユニーク・ジツ。 自身の周囲に不可視の力場を発生させ、範囲内の標的の精神を支配。認識を書き換え、狂わせる能力。 このジツに取り込まれた者は、自在に姿を消しては出現するメンタリストを捉える事ができず、全身に不可思議なイマジナリースリケンを“埋め込まれる”ことになる。 力場発生の前兆現象として、現実と明らかに矛盾する、しかし虚実の判別が曖昧な幻覚オブジェクト(光るタケノコなど)が周囲に出現する。 故に標的がそのオブジェクトを『異常』と認識することで力場発生がキャンセルされてしまう、という弱点がある。 また、「即座にオブジェクトを認識、破壊し、間髪入れず術者自身にも激しい攻撃を仕掛け畳みかける」という隠された攻略法も存在する。 しかし初見で看破するのは困難な上に、オブジェクトの物量、メンタリスト自身の話術とカラテの高さがそれらを補っている。 精神に作用する特性を持ちながら、物理的にも強い影響力を持つため、精神耐性系のスキルではこの宝具を完全に防ぐことはできない。 対抗にはむしろ直感と格闘能力……即ちカラテが重要となる。 『真実』(ゲン・ジツ) ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:1?~20? 最大捕捉:20? メンタリストが自我の喪失後に習得した、強化されたユニーク・ジツ。 力場によって範囲内の標的の精神を支配する、という部分は『幻実』と全く同様だが、力場発生に伴う幻が大きく変質している。 もはや名状し難いほどに“非現実的”でありながら、どこまでも“現実的”な幻覚を引き起こし、相手を侵蝕する。 その特異性ゆえに魔力消費は大きい。 【weapon】 イマジナリースリケン メンタリストが用いる投擲武器。不可思議な虹色の光彩を持つ。 ゲン・ジツの影響下にある力場において、彼はこれを標的の体内に“生やす”或いは“埋め込む”ように出現させることができる。 即座にオブジェクトを破壊されるとスリケンも消失し、ダメージは半減する。 ステルス装束 ステルス機構を搭載したニンジャ装束。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯を手にすることがあれば、自分の見た真実を全てのものに伝播させる。 【方針】 マスターを真実に導く。 【人物背景】 メンタリストはザイバツ・シャドーギルドの恐るべき執行者ニンジャだったが、戦いの中で真実に辿り着く。 しかし彼は無惨にも爆発四散し、彼が得た真実は永遠に失われた。 【マスター】 竹内多聞@SIREN 【マスターとしての願い】 聖杯戦争の真実を探る。 聖杯を手にすることがあれば、『異界』に取り込まれた者たちを救出する。 【能力・技能】 民俗学者としての知識、洞察力。また、高い霊感を持つ。 赤い水 異界に流れる『赤い水』を取り込み、その体は不死の存在『屍人(しびと)』に近付いている。 本来ならば異界にて赤い水を体に入れた者は二度と現世へは帰れず、いつか屍人となる運命だが、神秘の遺物である“鍵”によって例外的に脱出を果たした。 異界からの隔絶、加えて取り込んだ赤い水がまだ少量であったことから、アーカム移動後現在、彼の屍人化の進行は極浅い段階でほぼ停滞している。 故にその不死性も完全ではなく、常人より少し高い生命力と再生力を持つのみ。死亡しても屍人として蘇生することはない。 幻視 「視界ジャック」とも呼ばれる、赤い水を取り込んだ者が得る超能力。 自身の半径約数十メートルに存在する者の視覚と聴覚を覗き見ることが出来る。 サーヴァントに対しても効果を発揮するが、精神耐性系スキルにて遮断が可能。 【weapon】 38口径短銃 竹内が異界へと持ち込んでいたリボルバー拳銃。弾薬は十数発。 【人物背景】 竹内 多聞(たけうち たもん)。 城聖大学に勤務する民俗学講師。34歳。 羽生蛇(はにゅうだ)村の出身で、27年前に村で起こった土砂災害で両親を亡くしている。 その後、(無理やり付いてきた)助手の安野依子と共に調査のため27年振りに村を訪れた折、異変に巻き込まれる。 参戦時期は「初日:02時~12時」のどこか。 【方針】 ともかく、この戦いに関する情報を集めたい。 BACK NEXT Assassin02 《怒り》マスク&アサシン 投下順 Berserker01 《生物学》Dr.ネクロ&バーサーカー Assassin02 《怒り》マスク&アサシン 時系列順 Berserker01 《生物学》Dr.ネクロ&バーサーカー BACK 登場キャラ NEXT 竹内多聞&アサシン(メンタリスト) OP 運命の呼び声~Call of Fate~
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創られた英雄 メモリーシークエンス1を完了する 10 離別の時 メモリーシークエンス2を完了する 20 海賊稼業 メモリーシークエンス3を完了する 20 開き直り メモリーシークエンス4を完了する 20 商人の死 メモリーシークエンス5を完了する 20 薬の調合 メモリーシークエンス6を完了する 20 槌は落ちる メモリーシークエンス7を完了する 20 流されて メモリーシークエンス8を完了する 20 新たなる希望 メモリーシークエンス9を完了する 20 得がたき富 メモリーシークエンス10を完了する 20 意気消沈 メモリーシークエンス11を完了する 20 気分を新たに メモリーシークエンス12を完了する 20 予測的中 メモリーシークエンス13を完了する 50 決まり通りに すべてのメイン・ミッションを100%完了する 50 黙れ、愚か者! 警鐘を鳴らしている番兵を殺害する 5 自分のもの 1つの場所ですべてのアクティビティを完了させる 10 墓荒らし トゥルムの秘密の扉を開ける 30 殺し屋殺し シャチに銛を打ち込む 10 助け合い テンプル騎士狩りシークエンスを完了する 20 真の海の男 海洋コントラクトをすべて完了する 30 一城の主 すべての砦を攻略する 30 優秀社員賞 アブスターゴチャレンジを25個完了する 30 よく学びよく遊べ 50,000レアル稼ぐ 20 マーマン 累計1海里を泳ぐ 10 準備完了 ! 狩人の衣装を製作する 10 やくざな稼業 30隻の船を略奪する 30 カリブ海の悪魔 4隻の伝説の船をすべて倒す 40 破壊者 ジャックドーを最大までアップグレードする 40 7つの死の海 沈んだ難破船をすべて調査する 10 飲んだくれ 酒場をすべてアンロックする 30 使い捨て 乗組員を500名募る 5 日曜大工 隠れ家を最大までアップグレードする 10 製図家 ゲーム内のすべての地点を訪れる 20 機械の中の幽霊 アブスターゴのコンピュータ15台をハッキングする 10 ロープも使いよう 揺れるロープからエア・アサシンを5回成功させる 10 分かち合うことは助け合うこと すべてのタイプの発見をフレンドと共有する 10 いざ、出航! 乗組員を一人も失わずに敵船に乗り込む 30 セイレーンの歌 踊り子たちで敵の気をそらし、海賊を救出する 20 荒野の西インド諸島 マルチピストルを使い、4人連続で敵を倒す 20 掘削機 埋められた宝を見つける 10 大義への献身 マルチプレイでレベル55に到達する 20 創意工夫 マルチプレイにて、カスタマイズしたアビリティセットを使用してセッションを終了する 10 マスター・オブ・カリビアン マルチプレイにて、ウルフパックのディスカバリーモードをクリアする 20 ラボ・テクニシャン マルチプレイにて、ゲームラボのオープンセッションを完了する 10 オールラウンダー マルチプレイにて、すべてのゲームモードをプレイし、すべてのアビリティと飛び道具を使用する 20 秘密の実績 Routine Hacking Complete present day mission 2. 20 Getting Weird Around Here Complete present day mission 3. 20 Bunker Buddies Complete present day mission 4. 20 It s All Good Complete present day mission 5. 20 Hungover Wake up in a haystack. 10 XBOX360 実績解除スレまとめ@wikiより転載
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ヒダン対策 ヒダン ヒダンのサポート攻撃は一度当ててあれば相手が変わり身を使わないかぎり脱出不能 そこからの超奥義などすべてのリーダーキャラで重宝する。 「ガードすればいいじゃん」と思っている方が多いと思うけどそのガードの最中にチャ クラダッシュを使って確実に当てにいったり近づいて投げ技を決めたりほぼ確実に攻 撃を当てられるチャンスを作ることができる以外に役に立つキャラ 対策 トップページ
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服装 名称 効果 入手方法 質素なマント 質素なマントは単なる衣装なので、犯罪行為をすれば番兵がやって来るし、悪い噂も通常通り増減する 初期装備 形見のマント 父の形見であるアウディトーレ家の紋の入ったマント。ボルジアによるヴィラ・アウディトーレ襲撃の際に戦利品として持ち去られ、ロドリゴ・ボルジアの末子ホフレ・ボルジアの手に渡った。その後、ホフレの執事の手で密かに運びだされ、アサシンギルドへローマの街を再建したことへの礼として贈られた。このマントをまとうと、ボルジア兵は着用者を無視する。このマントを着用している間は、常に悪い噂が0となり、悪い噂は上がらなくなる。マントを脱ぐと悪い噂の値は元に戻る。 ローマ再建率 100% ボルジアのマント 悪名高きボルジア家のマントこのマントを着用している間は、常に悪い噂が0となり、悪い噂は上がらなくなる。マントを脱ぐと悪い噂の値は元に戻る ボルジアの旗すべて回収 ヴェネツィアのマント ヴェネツィアのマントはヴェネツィアでのボルジアの悪行をおさえた礼として贈られたヴェネツィアのマントは単なる衣装なので、犯罪行為をすれば番兵がやって来るし、悪い噂も通常通り増減する 開始直後から入手済 メディチ家のマント メディチ家のマントはロレンツォ・メディチよりパッツィ家の陰謀を収める手助けをした礼として贈られたメディチ家のマントは単なる衣装なので、犯罪行為をすれば番兵がやって来るし、悪い噂も通常通り増減する 開始直後から入手済 フィレンツェ貴族の衣装 フィレンツェの貴族だった頃のエツィオの服を着るただしこれは単なる衣装なので、犯罪行為をすれば番兵がやって来るし、悪い噂も通常通り増減する 開始直後から入手済 アルタイルの鎧 アルタイルの鎧を着る 開始直後から入手済 アルタイルのローブ 伝説のアサシン、アルタイルのローブ 開始直後から入手済 ドラケンの鎧 1489年にヘルムシュミート武具工房が手がけた鎧だが、あまりにも重かったため、わずか数着しか作られなかった。よほど屈強な男でなければ、これを着るなど無理な話だ 開始直後から入手済 デズモンド デズモンド・マイルズの姿になるアニムスのメモリーバンクからアップロードされたデズモンドのスキン。ただし変わるのは外見だけであり、アニムスの機能そのものに変化はない。 Sequence 8のシンクロ率100% 雷電 ??? ※原文です バーチャルトレーニングを銅以上ですべてクリア
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本当にほしかったものに気づいたのは、命が尽きる間際のことだった。 それは目の前にあった。ただ、見ていなかっただけだった。 あの形で人生を終えたことに、悔いは無い。 だがもし、もう一度やり直せるというのなら……。 ◆ ◆ ◆ 「……これが僕という、愚かな男の人生だ。暇潰しくらいにはなったかね、アサシン」 町外れの廃ビルの中で、一組のマスターとサーヴァントが顔をつきあわせていた。 マスターの名は、伊東鴨太郎。 ここではないどこかの世界の日本で自分の所属していた組織を乗っ取ろうと企み、そして死んでいった男だ。 たしかに死んだはずの彼は、いかなる奇跡か気が付けばこの冬木の地にいた。 ちぎれ飛んだ腕を始めとして、傷は完全に癒えていた。 そして混乱する伊東に与えられたのは聖杯戦争の知識と、アサシンのサーヴァントだった。 「世界が一つじゃないってのは、英霊になってから得た知識で知っていたが……」 これまで伊東の身の上話を黙って聞いていたアサシンが、ゆっくりとしゃべり出す。 「世界が違っても、似たようなものは出てくるんだな。 『しんせんぐみ』の近藤、土方、沖田か……」 「まったくだ。僕もあなたの真名を聞いて、心底驚いたよ。 世界の壁を越えてまで、また土方という名前の男と出会うとはね」 そう、アサシンの真名は土方歳三。 新撰組の副長として幕末にその名をとどろかせた男である。 そして、伊東の好敵手と非常によく似た名前を持つ男でもあった。 「まあ、これも何かの縁だ。仲良くやろうぜ、マスター。 俺はあんたの名前にいい思いは抱けねえけどなあ」 「まあ、名前はともかく……。仲良くはやっていきたいと思う。 生前……と言っていいのかはわからないが、かつての僕は他人との絆をものにできなかった。 それを手に入れれば……違った生き方ができる気がする」 「甘っちょろいこと言ってやがるなあ。これから殺し合いやるんだぜ、俺たちは。 そんなんで本当に大丈夫かよ」 辛らつな言葉を吐く土方。しかし、その顔には笑みが浮かんでいた。 「まあ、あんまりきついこと言うのも可哀想か。話を振ったのはこっちだしな。 仲間同士で信頼を深めるのは、何も悪いことじゃねえ。 とっさの連係が必要になることもあるだろうしな。 勝つために、やれることはやっておくべきだ」 「勝つために、か……。そうだな、僕は勝ちたい。 本来死人であるはずの僕が願いを叶えようとするなんて、おこがましいのかもしれないが……。 それでも僕は、やり直せるものならやり直したいんだ」 「やり直す……」 土方は、ふいに天井を仰ぐ。 (もし、もう一度やり直したとしたら……俺たちは勝てるのか? 新撰組は壊滅せずに済むか? いや、おそらくは無理だ……。しょせん俺たちは、時代についていけなかった連中だ。 仮に無理やり勝たせたとしても、それは日本の未来を歪めることになる。 高確率で、悪い方にな……) 土方の口元が、自嘲に歪む。 「何か……?」 「いや、たいしたことじゃねえ。ちょっと考えの整理をな」 不安げな伊東に対し応える土方の顔は、すでに平静を取り戻していた。 「とにかく、俺は戦って勝つことが目的だ。聖杯はおまえさんが好きに使えばいい」 「ああ、遠慮無くそうさせてもらおう」 「それじゃまあ……改めてよろしく頼むぜ、マスター」 土方が、無造作に手を差し出す。 伊東は少し考えたあと、その腕を取った。 (もう少し早く、こうして他人の手を取っていれば……。 いや、それは今思うべきことじゃない。 それをやるために、僕は戦うんだから) 伊東鴨太郎の新たな戦いが、ここに始まる。 【クラス】アサシン 【真名】土方歳三 【出典】史実(日本・幕末) 【性別】男 【属性】秩序・悪 【パラメーター】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:E 幸運:D 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:C 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 軍略:C 多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。 仕切り直し:B 戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。 同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。 拷問技術:A 卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 【宝具】 『誠の旗』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:200人 新撰組隊士の生きた証であり、彼らが心に刻み込んだ『誠』の字を表す一振りの旗。 一度発動すると、かつてこの旗の元に集い共に時代を駆け抜けた近藤勇を始めとする新撰組隊士達が一定範囲内の空間に召喚される。 各隊士は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。 また、隊士によっては魔剣の域に達した剣術を使用可能なため、総合的な攻撃力は高い。 ちなみにこの宝具は新撰組の隊長格は全員保有しており、 効果は変わらないが発動者の心象によって召喚される隊士の面子や性格が多少変化するという非常に特殊な性質を持つ。 土方が使用した場合は、拷問などの汚れ仕事を行ってきた悪い新撰組として召喚される。 【weapon】 「和泉守兼定」 生前からの愛刀。特殊な力はない。 【人物背景】 幕末の京都を守護した「新撰組」の副長。 厳しい規律で隊士を統率し、「鬼の副長」と恐れられた。 戊辰戦争においては各地を転々としながら終盤まで新政府軍に抵抗を続け、最後は函館・五稜郭にて戦死することとなる。 なお今回はアサシンでの召喚ということもあり、おなじみの浅葱色の羽織ではなく黒い着物を着用している。 【サーヴァントとしての願い】 勝利を味わう 【マスター】伊東鴨太郎 【出典】銀魂 【性別】男 【マスターとしての願い】 真撰組入隊時から、人生をやり直す 【weapon】 無銘の日本刀 【能力・技能】 頭脳は優秀。剣術の腕もかなりのものである。 【人物背景】 真撰組入隊からわずか1年で、参謀という地位を手に入れた人物。 他の隊士たちが苦手な外部との交渉を一手に引き受け、局長の近藤からも篤く信頼されていた。 幼少期は文武両道の神童であったが周囲からは嫉妬しか向けられず、次男であるがゆえに両親からも冷遇されて育つ。 それ故に歪んだ自己顕示欲が膨らみ、自分の力を他人に認めさせることに固執するようになった。 敵であるはずの攘夷志士・鬼兵隊と手を組んで真撰組の乗っ取りを企てるが、元より鬼兵隊からは捨て駒としか見られておらず、まとめて始末されそうになる。 その中で裏切り者の自分を守ろうとする近藤の姿に自分が真に欲していたのは「他者との絆」であること、 そしてそれはすでに真撰組の中にあったことを知る。 しかしその時にはすでに致命傷を負っており、最後は土方によって裏切り者ではなく仲間として葬られた。 【方針】 聖杯狙い。